GPTsでKnowledgeを使用する場合、Upload filesボタンを押下し、回答の情報元になるファイルをアップロードするだけですが、いくつまでアップロード可能なのでしょうか。
気にしなくて済む限界(数万ファイル)であれば、このような使い方もできて可能性が広がります。
・毎日更新したいデータ・・・日次アップロードで知識アップ。
・週単位レベルのデータ・・・週次アップロードで知識アップ。
・月単位レベルのデータ・・・月次アップロードで知識アップ。。
しかしながら、現時点(2023年12月)ではシビアな制限があり、思うような運用ができない仕様となっています。この記事は、どのような仕様なのかを調べてみたという内容になります。
まず、OpenAI公式開発者フォーラム内のスレッド【GPT の知識容量の制限】でのトーク内容。
アップロード可能なファイル数について、10や20の数が上がっています。
次に、ChatGPT4に「chatgptの新機能であるgtpsのknowledgeでアップロード可能なファイル数を教えて下さい。」と入力してヒアリングした結果。
最大20ファイルまでという回答がありました。
ChatGPTには質問時に「webbrowsすること」と伝えているのでこれは信頼できる情報です。
「webbrowsすること」を省いた結果がこちら。
やはりこの手の質問をする時にはウェブブラウジングの指示が不可欠です。。。
ウェブブラウジング指示で回答精度100%の記事はこちらから。
実際に21ファイルをアップロードして確認した結果がこちらです。
ファイル数20まではアップロードでき、21ファイル目でエラーします。
まとめ
・GPT毎にアップロード可能なのは20ファイル(2023年12月時点)。
・まとまりのあるデータをファイル毎に管理してKnowledge化するやり方は、まだ先になりそう。
・データをマージして1ファイルで管理するやり方は、ファイルあたり2Mトークン(日本語200~400万文字相当)までなので、できなくはないが手間がかかりそう。
・余談、ChatGPTで質問する際にはGPT4と言えどもウェブブラウジングの指示をするのがベター(意外とみんな知らない豆知識)
又、2024年1月27日にはOpenAIからGPTsメンション機能が発表されました。
この機能を使えばチャット画面上で複数のGPTを容易に実行でき、GPT間の連携も可能になります。
使い方を知っておくと作業を効率化できます。以下の記事をご覧ください。